おはようございます。今日は久しぶりに村上敦子による投稿です。
今月から新しい設備導入に向けての準備をしております。
狭い作業場、レイアウトはどうしようかと頭を悩ませていた所・・・
村上彫刻の代表である主人が言いました。
「親父の機械を処分しよう。もう十年経つ。そろそろいいやろう…」
村上彫刻は、50年前に主人の父である先代が創業。
その当時使っていたのが、この手彫り彫刻機。

10年前に先代が亡くなり、使い手もおらず、
作業場の隅に、ひっそりと存在していました。
翌週、代表が配達に出かけている時、
私・スタッフの大瀬良&小田、3人で話をしました。
みんなの心はひとつ・・・
この手彫り彫刻機は捨ててはいけない!!
村上彫刻は、この一台から始まったのだから…
そう。これは村上彫刻の心であり、宝なのです。
そして、昨日、彫刻機とケトバシ機の移動作業が始まりました。

隣の作業場のスペースを空け、そこに移動する事にしたのです。
将来、作業場を移動した時、もっと広い所に移った時・・・
この機会を「村上彫刻の始まり」として、ディスプレーしよう!
そういう目標をみんなで立てました。
有限会社エムズの川下社長に相談し、総勢十数名での移動作業。

移動作業は難航しましたが、無事終了!!
同時に、新しい台を大工さんに作って頂きました。

重い機械を置いても、ビクともしない、
丈夫で美しい作業台を作って頂き、感謝です♪
そして・・・スタッフみんなで、移動や片付け。

大瀬良&小田、もう・・・働く、働く!!
小田 「これ何処に置く?」
私 「とりあえず、そこらへんに・・・」
小田 「とりあえずが、多すぎなんですけど!」
などなど・・・会話も弾みます(笑)
小田の差し入れ、チオビタドリンク。
アラフォー・アラフィフの身体に染み渡ります。
作業を終えて、思った事。
「本当に良いスタッフ達に恵まれたなあ・・・」
村上彫刻の心(理念・指針)を良く理解してくれ、
そして、それぞれの役割をがんばってくれています。
創業以来、時代と共に変化した事が多々ありますが、
一つだけ変わらない、変えてはいけない心・・・
「みんなが喜ぶものづくり」
この理念を大切にしながら、これからも皆で…
共に考え、共に成長し、共に喜んでいけたらと
心から願っております。
(by 村上敦子)